羽生善治九段が藤井聡太王将を破り1勝1敗のタイに!王将戦第2局

スポーツ報知
大阪府高槻市の「摂津峡花の里温泉 山水館」での第72期王将戦七番勝負第2局1日目を終え、封じ手を立会人の谷川浩司十七世名人(左)に手渡す羽生善治九段(右)。中央は藤井聡太王将(写真提供・日本将棋連盟)

 将棋の藤井聡太王将=竜王、王位、叡王、棋聖=に羽生善治九段が挑んでいる第72期王将戦七番勝負第2局が22日、大阪府高槻市の「摂津峡花の里温泉 山水館」で前日から指し継がれ、先手の羽生が101手で勝ち、シリーズを1勝1敗のタイにした。

 棋界を代表する平成VS令和の天才対決。羽生が果敢に攻めて藤井を再三、長考に追い詰め、自身は的確な駒回しで優位に立ち、タイトル通算100期へ向けて巻き返した。羽生は「何か受け間違えると負けそうなので慎重に指した。ちょっとホッとしている」と振り返った。一方の藤井は「なかなか思わしい変化が見つからなかった」と話した。

 第3局は今月28、29日に石川県金沢市の「金沢東急ホテル」で行われる。

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