◆ラグビー・リーグワン第5節 東京SG(旧サントリー)51―10花園(旧近鉄)(22日・花園)
前節まで3連勝中の東京SGが、アウェー花園に乗り込んだ。日本代表FB松島幸太朗がベンチ外、同CTB中村亮土がベンチスタートと前節から先発7人を入れ替えたメンバー構成。一方、今季1部昇格も開幕4連敗中の最下位・花園は、最近2試合連続で失点70超とディフェンスに課題を抱えたなか、ホームに強敵を迎えた。
先制したのは花園。前半6分、CTB岡村晃司が中央付近で相手パスをインターセプトし、55メートル独走トライ。FBセミシ・マシレワのゴールキックも決まり、7―0とした。
だが、東京SGは3―7の同23分、敵陣ゴール前ラックから展開し、リーグ初先発のWTB河瀬諒介が中央へ逆転トライ。さらに同26分、FB尾崎晟也がトライを追加するなど、前半を18―10で折り返した。
後半は東京SGが地力の差を見せつけ、尾崎の3トライなど5トライを追加。最終スコア51―10で4連勝。近鉄は開幕5連敗となった。
※数字は速報値。