女子1500メートルで帯広三条の小島楓が3年ぶりの1年生女王

スポーツ報知
女子1500メートルで優勝し、笑顔を見せる帯広三条・小島楓(右)

◇全国高校 スケート選手権 第1日(21日、群馬県総合スポーツセンター伊香保リンク)

 開幕し、男女5種目が行われた。女子1500メートルは帯広三条の小島楓(1年)が2分3秒88で優勝した。北京五輪代表の堀川桃香(19)=富士急=以来の1年生女王となった。男子500メートルで優勝候補筆頭だった白樺学園の軍司一冴(3年)は、大会記録をマークするも2位に敗れた。

 残り1周。帯広三条・小島が最後の力を振り絞った。「コンマ差の戦いになるのは分かっていたので(ラスト400メートルは)気合を入れた」。最終周回で大幅にラップを落としながらも、2位の宮川より0秒09早くゴールを滑り抜けた。

 1年生の優勝は、高校生ながら昨年の北京五輪に出場した堀川が20年に達成して以来3年ぶり。昨年末の全日本選手権女子3000メートルで高木美帆(28)=日体大職=を破った逸材に続く快挙に「勝とうとする気持ちは3年生と変わらない。『1年生だから』という気持ちはなかった」と振り返った。

 中学時代から大舞台で結果を残し、別海上春別中3年時に全国中学大会で2冠を達成した。「実績がある先輩が多く、環境が良い」と親元を離れ、一般受験で帯広三条に入学した。バンクーバー五輪男子500メートル銀メダリストの長島圭一郎(40)を育てた後藤陽監督(49)も「日の丸を背負える素材。まだまだこんなもんじゃない」と大きな期待を寄せている。

 北京五輪には同じ別海町出身の選手3人が出場した。「自分も五輪で活躍できる選手になりたい。次のシーズンは世界で戦う」。伸びしろたっぷりの16歳は視線を世界に向け、さらなる高みを目指していく。

(島山 知房)

 〇…まさかの敗戦に白樺学園・軍司は肩を落とした。勢いよく最終コーナーに入り、同走相手を捕らえたかに見えたが「曲がりきれなかった」。最後の直線で加速しきれず0秒05差で敗れ「慢心していた部分があったのかもしれない」と悔やんだ。きょう22日は1000メートルに出場予定。「落ち込んでる以上に気持ちが入り直した。圧倒するようなレースをして1位を獲って終わりたい」と雪辱を誓った。

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