岸田文雄首相は20日、新型コロナウイルスの感染症法上の位置付けを、今春に季節性インフルエンザと同等の「5類」に引き下げると表明した。政府は早ければ4月下旬の移行を目指し、自治体や医療機関などの準備状況次第では5月も視野に入れる。
3年にわたり続けてきた政府の新型コロナ対策は大きな転換点を迎える。「5類」への移行で、人々の生活にも「コロナ前」の日常が戻ってきそうだ。