【巨人】原辰徳監督「昨年大惨敗の教訓生かして今季臨む」キャンプ1軍萩尾匡也、門脇誠、船迫大雅の新人3人決定

スタッフ会議を終えて取材に応じる原辰徳監督
スタッフ会議を終えて取材に応じる原辰徳監督
ドラ2・萩尾匡也
ドラ2・萩尾匡也
ドラ5・船迫大雅
ドラ5・船迫大雅
ドラ4・門脇誠
ドラ4・門脇誠

 巨人の原辰徳監督(64)が20日、若手と主力の融合によるサバイバルキャンプを予告した。都内でスタッフミーティングを行い、春季キャンプの1~3軍の振り分けを決定。新人ではドラフト2位の萩尾匡也外野手(22)=慶大=、同4位の門脇誠内野手(21)=創価大=、同5位の船迫大雅(ふなばさま・ひろまさ)投手(26)=西濃運輸=が1軍に入った。新人3選手の1軍スタートは球団では2018年以来。4位に終わった昨季を「大惨敗」と表現し、競争激化による逆襲を目指す。

屈辱のBクラスに終わった悔しさを、全首脳陣で共有した。原監督は「昨年の大惨敗の反省、教訓を生かして今季に臨むということです」と、リーグ4位からの逆襲を力強く誓った。

 球団最長の監督17年目。スタッフミーティングでは「初めて昨年の反省から入った」と言うほど、前年の振り返りにたっぷり時間を割いた。「あんな年はあってはいけないんだと。原因はこうこうこうで、こういうふうに自分も感じていると。私自身の反省も含めてね。今年が(球団創設)89年目。88回の歴史の中でもワーストに近い年だったと自覚しようというところから入った」。それほど、22年は悔しいシーズンだった。

 昨年は68勝72敗3分けの借金4で4位。チーム打率2割4分2厘、チーム防御率3・69はともにリーグ最下位と投打で多くの課題が残った。ただ、プラスに考えれば上がり目しかない。「我々は勝利が目的。その中で若い人たちが力になるのはチームにとってすごく大きなこと。両方目指して頑張っていきたい」と、勝利と育成の両立を約束。そのために若手と主力を1軍で競わせる舞台を整えた。

主力と若手を競わせる 新人では萩尾、門脇、船迫が1軍キャンプに名を連ねた。ルーキー3選手の1軍スタートは18年(岸田、田中俊、若林)以来、球団5年ぶり。昨年はS班だった坂本、丸ら主力メンバーも特別扱いなしで同じ1軍に入った。中堅手の萩尾はブリンソン、秋広らと争い、遊撃手の門脇は坂本がライバル。サイド右腕の船迫は堀田や井上ら若手ホープと1軍のイスを奪い合う。超えるべき存在が近くにいることで、競争のレベルは必然的に上がる。「厳しいキャンプになる。限られたメンバーで戦うのが1軍。しっかりと目を凝らしながら見ていきたい」。原監督はバチバチの激しいサバイバルに目を光らせる。

 この日は、各部門の担当コーチによる活発な意見交換が行われ、逆襲の2023年へ一致団結した。「強いチームをつくる。先輩たちが築き上げてきて、そして我々が引き継ぎ、そしてつなげていくという点においては大事なことだと思います」。新戦力も含めたサバイバル激化で、目指すは3年ぶりのリーグ優勝と11年ぶりの日本一のみ。常勝巨人の新たな歴史を築く決意を、スタッフ全員で再確認した。

(片岡 優帆)

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