NHK大河「どうする家康」菜々子ママ「ガオ~」に続くパワーワードも 自害覚悟のダメダメ松本家康にエールの声…第3回みどころ

スポーツ報知
家康(松本潤)と母・於大の方(松嶋菜々子)

 嵐の松本潤が江戸幕府の初代将軍・徳川家康を演じるNHK大河ドラマ「どうする家康」(日曜・後8時)の第3回「三河平定戦」(22日放送)で、家康(現時点では元康)が今川側につくか織田側につくか選択を迫られる。

 「海道一の弓取り」と言われた今川義元(野村萬斎)を討ち取った織田信長(岡田准一)と、義元の後を継いだ今川氏真(溝端淳平)。間に挟まれる家康はどっちサイドにつくのか選ばないとならない。肉薄する織田は勢い十分。バックにいるはずの今川からは中々援軍が来ない。手を切るとしても妻と子供は今川領…。悩みは尽きない。そこへ多方面から雑音が飛び込んでくる。どうする家康。生まれ変わることができても戦国大名にはなりたくないなと思わされる。

 前週の第2回「兎と狼」(15日放送)では、家康が惨敗した。桶狭間の戦い後、信長に囲まれるも、なぜか信長は退却。家康勢も駿府か岡崎かに引き上げようともめているところに松平昌久(角田晃広)に襲撃された。滑舌が悪く、何を話しているのか聞き取りにくい家臣・鳥居忠吉(イッセー尾形)が銃撃を食らうなど大打撃。岡崎の大樹寺にたどり着いた家康は自害を考える。

 それでも泣きわめいた後で覚醒し、自ら昌久の前に立って気合で一蹴するものの、一人になった途端に「どうしよう、これから!」とまたもや「だめだめプリンス」(松本談)に逆戻り。SNSでは「それにしても松潤家康…かわいいな」「なんとかわいいこと…」と愛のある声が相次ぐ。

 大樹寺で自害しかけたのは地元でも伝えられている話。馬上で失禁という逸話を持つなど、実際の家康も小心者だったとみられる。チキンハートは生き残る上で大事な要素なのかもしれない。子供の頃のドッジボールでも、前線で活躍するスポーツマンより、後ろで逃げ回るタイプの方が最後まで残っていたのを思い出す。

 個性あふれる母親も登場。回想シーンでは、家康を生んだ於大の方(松嶋菜々子)が、子供を家臣たちの前にお披露目。寅の年に生まれた寅の化身として「ガオー、ガオーガオー」と動きもつけて紹介した。ネットでは「於大の方、好きすぎる」「松嶋菜々子のガオーが可愛い」などのツイートがあふれた。

 作中で、於大の方は卯(兎)年に誕生した家康を「数日早く生まれたことにすればよいのです」とごまかして寅年生まれに。内面はビビりな今作の家康とうまくリンクしている。これは、家康の誕生日について諸説あることを「脚本の古沢良太さんがうまく利用したんだと思います」(番組関係者)という演出だ。

 主演した「利家とまつ」(2002年)以来、2度目の大河となる松嶋。気品のある着物姿ながら、次回予告の動画では息子に「己の妻や子こどき、平気でうち捨てなされ!」と強烈な言葉を投げかける。

 第2回の平均世帯視聴率は15・3%で、同時間帯でトップの数字。初回とほぼ変わらず、本紙調べの週間視聴率ランキングでは朝ドラ「舞いあがれ!」に次ぐ2位の記録だ。2回とも放送中にドラマ名がツイッター世界トレンド1位になるなど反響が大きい。受験で歴史を学んだはずの記者も知らなかった、だめだめエピソード満載の今作。勉強として楽しめる。

(NHK担当・浦本将樹)

※視聴率はビデオリサーチ調べ、関東地区

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