永島まなみ騎手は小倉で土日計１５鞍　オーサムサンライズ「持ったまま、すごくいい動き」

　永島まなみ騎手＝栗東・高橋康之厩舎＝は今週、小倉で１５鞍に騎乗する。１５日の小倉１Ｒで１番人気のミッキーマカロンに騎乗して、２３年のＪＲＡ初勝利。１８日は船橋７ＲのＪＲＡ交流を自厩舎のトーホウキザンで制して流れがいい。

　テン乗りの前走で初勝利に導いたオーサムサンライズ（土曜小倉９Ｒ）は、１週前追い切りに騎乗。「スタートを出て、前を見ながらセンスを見せてくれました。先週は持ったまま、すごくいい動きでした。馬がしっかりして、成長していると思います。馬場がどうかですね」と１か月半ぶりの実戦を楽しみにする。

　先週２着のショウナンハルカゼ（土曜小倉２Ｒ）は、小倉に滞在しての連闘。「線が細く、返し馬では（ハミの）右をかみやすい感じでしたが、レースに行けば大丈夫でした。馬場が悪く、最後は脚が上がりましたが、こちらも勝つ力はあります。テンションが高いので連闘がどうかですが、滞在がいい方に出てくれれば」と、当日の気配をポイントに挙げた。

　こちらも継続騎乗のテキーラプリティ（土曜小倉１Ｒ）は「前走はスタート良く逃げましたが、最後はいっぱいいっぱいになりました。落ち着きが出てきましたし、牝馬の割に馬格もある方なので、ダートで新味が出れば」と指摘。めどを立てたい。

　【土曜小倉】

１Ｒ・テキーラプリティ（牝３歳、栗東・杉山佳明厩舎、父ハーツクライ）

２Ｒ・ショウナンハルカゼ（牝３歳、栗東・清水久詞厩舎、父メイショウサムソン）

３Ｒ・カラフルラグーン（牝３歳、栗東・茶木太樹厩舎、父イスラボニータ）

６Ｒ・ミルレーヴ（牝３歳、美浦・上原博之厩舎、父ダノンシャンティ）

７Ｒ・ケンハービンジャー（牡５歳、栗東・本田優厩舎、父ハービンジャー）

８Ｒ・ミツカネヴィーナス（牝４歳、美浦・鈴木伸尋厩舎、父ヘニーヒューズ）

９Ｒ・オーサムサンライズ（牝３歳、栗東・石坂公一厩舎、父マクフィ）

１２Ｒ・ミミグッド（牝４歳、栗東・中尾秀正厩舎、父ロードバリオス）

　【日曜小倉】

１Ｒ・キリンジ（牡３歳、栗東・佐々木晶三厩舎、父キズナ）

２Ｒ・トーホウフランゴ（牝３歳、栗東・高橋康之厩舎、父トーホウジャッカル）

３Ｒ・ルヴェルジェ（牝４歳、栗東・杉山晴紀厩舎、父マクリーンズミュージック）

５Ｒ・ラミュロス（牝３歳、栗東・角田晃一厩舎、父ハービンジャー）

６Ｒ・モノセーラス（牝３歳、栗東・中村直也厩舎、父ビッグアーサー）

８Ｒ・サノラキ（牡４歳、美浦・中舘英二厩舎、父ゴールドシップ）

１２Ｒ・パープルグローリー（牝４歳、栗東・高橋康之厩舎、父ジャスタウェイ）