清野菜名 出産後初ドラマ主演「母親への尊敬強く感じるように」テレ朝新枠で岡田惠和氏と初タッグ

約1年半ぶりのドラマ出演に「ひたすら楽しく演じたい」と声を弾ませた清野菜名(カメラ・頓所 美代子)
約1年半ぶりのドラマ出演に「ひたすら楽しく演じたい」と声を弾ませた清野菜名(カメラ・頓所 美代子)

 女優の清野菜名(28)が、テレビ朝日系(大阪・ABCテレビ制作)で4月から新設されるドラマ枠(日曜・後10時)で主演を務めることが19日、分かった。タイトルは「日曜の夜ぐらいは…」で、岡田惠和氏がオリジナル脚本を務める。このほど、スポーツ報知などの取材に、主演の意気込みを語った。

 昨年3月に第1子を出産した清野は、本作が母親となり初めてのドラマ出演。21年TBS系「婚姻届に判を捺しただけですが」以来、約1年半ぶりの出演に「この一年半、自分にも大きな変化があり、期間が空いての出演作ということで緊張もありますが、(同ドラマ枠主演を)トップバッターで挑戦できることがとてもうれしいです。ただひたすら楽しく演じていけたら」と気合十分に語る。

 本作は、平凡な日々を送る女性3人が友情を深める“笑いあり恋愛要素あり”の会話劇。清野は、足が不自由な母と暮らす主人公・岸田サチ役を演じ「(実生活で)母親になって“母”という存在に対して強さや愛情など、尊敬の想いも強く感じるようになりました。サチの母の『子供につらい部分を見せないでいつも笑顔でいる』という設定にも共感します」と親子愛に思いをはせる。

 数々の作品で高い身体能力を生かしたアクションを披露しているが、本作では封印。20代女性の等身大を表現することから「リアルさを追求するような作品は久しぶり」と2月のクランクインを心待ちにする。最近では、岡田氏が脚本を手掛けた映画「余命10年」を鑑賞し「感動して泣きました」と明かし、「岡田さんの世界観に浸るのが楽しみです」と声を弾ませた。

 脚本の岡田氏も、清野との初タッグに「強くてしなやかで美しく親しみのあるお芝居をされる。今を生きる活力になるような物語を、丁寧につむいでいきたい」と力を込める。プロデュサーの清水一幸氏は「日曜の夜は、大河ドラマや日曜劇場と重厚な作品が多い。この枠は、若い世代が気軽に楽しめて背中を押せるような作品をお届けできれば。快活で美しさとみずみずしさを持つ清野さんは、そのイメージにぴったり」と期待を寄せている。

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