ラグビー・東京ベイＣＴＢクロッティがスタメン入り　黒ジャージーは「サプライズ」…２１日リーグワン・神戸戦

　ラグビー・リーグワン１部の東京ベイ（旧クボタ）は２１日、東京・江戸川区陸上競技場で神戸（旧神戸製鋼）を迎え撃つ。１９日にメンバーが発表され、元ニュージーランド代表ＣＴＢライアン・クロッティがオンラインで取材対応。リーグ戦で３連勝に向けて「年が明けてからいい勢いできているし、今週末もエキサイティングな気持ちで、ガンバリマス！」と意気込みを語った。

　チームは、８日の花園戦を７７―１２で快勝し、１４日のホームでの東葛戦では４０―７で下した。神戸については「アタッキングチームで、いい選手がバックスにそろっている」と分析する。その上で「自分たちのディフェンスシステムを信頼して、それをやり切れれば、相手の攻撃を止めることができる」と見据えた。

　２１日の神戸戦でチームは普段はオレンジだが、初めて黒のジャージーを着用予定。ニュージーランド代表「オールブラックス」の一員で、１９年Ｗ杯日本大会を戦った３４歳は「クールだなと思ったし、聞いた時はサプライズだったよ。オールブラックスカラーというところもナイスだと思う」と笑顔。「そういうところもエンジョイできたら」と胸を躍らせていた。

　ロックのヘルウヴェはこの試合でリーグワンでの５０キャップ達成となる。オンライン取材に応じ「フォワードとして相手を圧倒していくのが必要」と力強く決意。９月に開幕するＷ杯フランス大会での日本代表入りに向けては「もちろんラグビーＷ杯も目標の１つではあるけど、今は先を見ず、クボタに集中して、エンジョイしながらやっている」。まずは今週末の勝利をつかみにいく。