沖縄・金武町でキャンプ中のJ1札幌が19日、同町でJ2町田と今季初実戦となる練習試合を行った。 主力組で臨んだ前半は5分に先制を許すも、同18分、ゴールやや右25メートルの位置から新加入のMF小林祐希(30)が利き足の左で直接FKを決め、同点とした。「誰も寄ってこなかったから。誰も蹴らないなら蹴りますよと」。そうおどけながら「決められて良かった」とほほ笑んだ。
J1神戸から完全移籍で加入した新戦力は、この日はボランチに入った。「今日も5、6回崩されてゴール前まで行かれた。札幌のやり方を新加入選手が覚えるのか、サイドに追いやってはめるのか、いろいろ原因はある」と守備に関しての反省が口をついたが「初戦なんで。これから問題点をみんなですり合わせていければ」と上積みへの糧としていく。
試合はメンバーを変えた後半に1失点し、1―2で敗れた。