全日本大学野球連盟監督会の常任委員会が18日、横浜市内で行われ、新会長に慶大監督の堀井哲也氏(60)が就任することが決まった。
堀井新会長は「親睦と研鑽、そしていかに大学日本代表チームをバックアップできるか。監督のみなさんの後ろには、学生たちがたくさんついている。野球界のいろんなつながりは貴重な関係。微力ですが、少しでも皆さんのお役に立てるよう、他の役員と協力してやっていきたい」とあいさつすると、会場は万雷の拍手に包まれた。
堀井新会長は静岡・函南町の出身。韮山高、慶大では外野手。卒業後は三菱自動車川崎に入社し、現役引退後はマネジャー、コーチを務め、93年に三菱自動車岡崎の創部に伴い転籍し、97年に監督に就任した。
2004年に同社野球部が活動停止となり、05年にJR東日本に移籍。11年に監督として都市対抗優勝に導いた。19年12月に慶大監督就任。21年春のリーグ戦を制し、大学選手権では34年ぶり優勝。秋も制して30年ぶりの春秋連覇を成し遂げた。
副会長は3人体制で、上武大監督の谷口英規氏(53)、筑波大監督の川村卓氏(52)が留任、関西国際大監督の鈴木英之氏(55)が新たに就任することが決まった。