【巨人】右肘手術の平内龍太は3月にも実戦復帰へ‼ 早くもビュンビュン投球で視界良好

スポーツ報知
キャッチボールをする平内龍太

 昨年11月に右肘クリーニング手術を受けた巨人の平内龍太投手(24)が18日、3月中の実戦復帰を目指していることを明かした。昨シーズン終了後のみやざきフェニックス・リーグに参加していた右腕だが、10月16日の広島戦で負傷。11月1日に横浜市内の病院で手術を受けて以降は懸命なリハビリを重ねてきた。平内は「だいぶいい感じだと思います。3月には試合で投げられるようにしたいです。2月のキャンプ中にブルペンですね」と計算を立てた。

 貴重な戦力だけに、動向は気になる。この日はG球場の室内で約40メートルのキャッチボールを披露。しっかりと腕を振った球は、低い弾道で相手のミットをたたいた。フォームも意識しながら丁寧に投げる中、徐々にリリースの強度も上げ、回復の早さをうかがわせた。キャッチボールを終えるとブルペンに移動。プレートから約14メートルの位置にネットを置き、ピッチングさながらに投げ込んだ。これも少しずつ、球の勢いは増した。リハビリの一環ではあるものの、本人の表情も明るい。「今日はこのくらいにしておきましょう」と約20球で終了した。

 昨季は53試合に登板して4勝4敗、防御率4・32と、リリーフに転向してから飛躍を遂げた。セットアッパーの中川皓太が不在で、主に8回を任され、経験値は上がった。今年への期待は高まる中での負傷だけに、平内自身も期するところはある。現在は育成契約だが、実戦での登板さえこなせば、すぐに支配下昇格となるはず。層は厚い巨人。ひと皮むけた平内を忘れてはいけない。(記者&Youtuber・水井 基博)

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