興国高、京大の野球部で監督を務めた村井保雄氏が昨年12月8日、低アルブミン血症により、大阪警察病院で亡くなっていたことが17日、分かった。遺族が公表した。87歳だった。既に近親者のみで葬儀、告別式を済ませた。
村井氏は興国商(現興国)、近大卒。母校の興国高を率いて、1968年夏に全国制覇するなど、春夏合わせて4度の甲子園出場を誇る。次男・保信さんが京大野球部OBであった縁もあり、2003年から07年まで同部を率いた。就任当時、大学球界ではOB以外が監督に就任することは異例だった。