静岡ブルーレヴズが開幕4連敗…ロック大戸裕矢「前を向いて頑張る」

後半29分、レヴズWTBマロ・ツイタマが左サイドを突破してトライを奪う
後半29分、レヴズWTBマロ・ツイタマが左サイドを突破してトライを奪う

◆ラグビー◇リーグワン第4節 BR東京34-22静岡BR(15日・ヤマハスタジアム)

 静岡ブルーレヴズはBR東京に22―34で敗れ、開幕4連敗となった。

 反撃は見せた。前半はほとんど敵陣に攻め込めず3―22。それでも「テンポを変えたい」と堀川隆延ヘッドコーチ(49)がハーフ2人を一気に交代した後半に2トライを奪う。そして29分、CTBマロ・ツイタマ(26)が左サイドを突破してトライ。SO清原祥(29)がキックを決めて22―28と6点差に迫り、スタンドを盛り上げた。

 だが届かなかった。同31分にFBキーガン・ファリア(28)が2枚目のイエローカードを受けて退場。その後にPG2本を決められて突き放された。ファリアが一時退場していた前半の10分間に3トライを奪われており、指揮官は「20分間を14人で戦わざるを得ない状況だった」と厳しい表情を見せた。

 昨季はコロナ禍で開幕3連敗(すべて不戦敗)を喫したものの、4戦目で初勝利を飾った。だが今季は白星が遠い。次節(22日)の相手は相模原。2部から昇格してきたチームながら、3勝1敗と波に乗っている。厳しい戦いが続くが、ロック大戸裕矢(32)は「前を向いて頑張る」と話した。下を向いている暇はない。

(里見 祐司)

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