前オリックスの海田智行氏、社会人クラブのコーチ就任で少年野球にも尽力「プロを目指す子どもたちが野球界の未来」

スポーツ報知
関メディベースボール学院のコーチに就任した海田智行氏

 昨季限りで現役を引退した前オリックスの海田智行氏(35)が、関メディベースボール学院のコーチに就任したことが15日、分かった。

 同学院は社会人クラブチームを中心に、小学部や中等部など少年野球も運営。14日から指導を始めている。

 海田氏はオリックスひと筋で11年間プレー。貴重なリリーフ左腕として通算276試合に登板し、昨年12月には「コーチ業として野球ができる縁をいただければ、野球に恩返しができると思っています。プロを目指す子どもたちが野球界の未来でもあるので」と今後の展望について語っていた。

 趣味でもあるキャンプギア(道具)販売とオーセンティックバーについても、今秋の開店へ向けて準備中。「全部が本気です」と真っすぐにセカンドキャリアを歩んでいく。

 ◆海田 智行(かいだ・ともゆき)1987年9月2日、広島県三原市生まれ。35歳。賀茂高から駒大、日本生命を経て、2011年ドラフト4位でオリックス入団。主に中継ぎとして活躍し、19年には自己最多の55試合に登板。昨季限りでオリックスを退団し、現役引退。プロ通算成績は276試合で6勝20敗61ホールド、防御率3・57。179センチ、85キロ。左投左打。

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