【船上カメラマン】スルメ、ヤリイカ同時に狙えるのは今しかない!!栄ノ浦港・早川丸

スポーツ報知
プラヅノに抱きついて釣り上げられるスルメ(カメラ・越川 亘)

 南房でスルメイカが好調に釣れている。洲崎栄ノ浦港の報知指定・早川丸の乗合船では昨年12月17日にトップが68杯、26日には103杯、30日51杯、年明けの3日にも42杯の好釣果を連発している。40センチ超のパラソル級のヤリイカも乗りだし、イカ釣りシーズンは本格化の兆しだ。

 釣り場の洲崎沖までは約20分。「はい、どうぞ。(水深)180メートルで反応は底。少し上まで探ってください」と早川船長の合図で釣り人たちは仕掛けを一斉に投入した。

 右舷後方に陣取った川崎市の伊藤勝さん(45)は、18センチプラヅノ10本を直結仕掛けにして狙っていた。大きく竿をしゃくり、穂先を頭上まで上げストンと勢いよく海面まで下げる。ツノは海中で上下動してイカを誘う。スルメが釣れると伊藤さんはすぐに内臓を取り出し、スルメを開き、串に刺す。この日は11杯を船上干しにした。「肝が大きかったら塩辛とかにしてもおいしいですよ」

 タナ(泳層)を広く探れ、サバ対策にも有効な直結仕掛けだが、船上カメラマンは苦戦した。しゃくりの幅が小さかったようでツノがうまく動いていなかった。「プラスチックのツノを餌の魚に見せるためには、大きく動かさないとダメ。200メートル下の仕掛けは動かないよ」と言われてブランコ仕掛けに替えるように促された。その効果もあって待望のスルメをゲットすることができた。

 取材した5日は厳しい状況だった。洲崎沖は潮が速く、オマツリも多発した。そこで早川船長は白浜沖に舵を切った。「ヤリイカも交じるよ。ヤリイカ用の仕掛けも用意してください」と早川船長がアナウンスすると、右舷船首付近で竿を出していた埼玉・上尾市の吉田隆之さん(47)はツノを14センチにチェンジ。パラソル級のヤリイカを仕留めた。

 洲崎沖のスルメは、昨年12月中旬から釣果が一気に好転した。12月26日にはトップが103杯と爆釣。年が明けても、この日を除いてトップは30~40杯と安定している。「スルメがこんなに釣れるのはちょっと季節外れだね。黒潮蛇行の影響があるのか、水温が(例年に比べ)少し高いせいかも。いつもの年ならばヤリイカの群れが集まってきてもいい頃なんだけど」と早川船長は話す。これからはヤリイカの本格シーズンを迎える。スルメとヤリイカを一緒に狙えるのは今だけだ。(ペン&カメラ・越川 亘)

◆イカ釣りのタックル ▽竿…1・5~1・8メートルで先調子▽リール…中型電動タイプ▽道糸…PE3~6号を300メートル以上▽仕掛け…ブランコ式は幹糸がフロロカーボン5~6号、ハリス同4~5号8~10センチ、ハリスの間隔は1・2~1・5メートル、プラヅノ11~18センチ。直結式は幹糸10号、プラヅノ11~18センチ5~10本。ツノの間隔は1・3~1・5メートル▽オモリ…150号

 ◆めも スルメイカ、ヤリイカ釣りの近況、乗合船は洲崎栄ノ浦港早川丸(TEL0470・29・1095)乗合船は午前6時までに船宿に集合、同6時30分出船。。料金は大人1万1000円。氷付き。駐車場完備

 このほか以下の船宿からも乗合船が出る。

 勝浦港勝丸(TEL0470・73・0483)

 太海港聡丸(TEL04・7092・0505)

 長井港辰丸(TEL046・856・2778)

 あぶずり港長三朗丸(TEL090・5344・1958)

 片瀬港島きち丸(TEL0466・25・9642)

 茅ケ崎港ちがさき丸(TEL0467・86・1157)

 早川港平安丸(TEL0465・22・0676)

 真鶴港誠いち丸(TEL0465・68・2432)

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