東京湾のタチウオが大復活!昨年末は群れがバラけて釣果はトップで10尾前後とパッとしなかったが、年が明けると状況は一変。横浜沖や走水沖で群れが固まり爆釣した。金沢八景の報知指定・弁天屋では横浜沖を釣り、4日にトップ61尾を記録。6日に43尾、7日は56尾、13日62尾と勢いが止まらない。サイズもよく6日にドラゴン級と呼ばれる132センチの大型が上がった。
4日はほかの釣り場でもタチウオが大当たり。走水沖を狙った走水港の同関義丸ではトップ53尾と、こちらもタチウオの釣果とは思えない数をたたき出した。関義丸では数年前からタチウオ乗合船を出しているが、「こんなに釣れるのは初めて」と驚く釣果だ。その後はトップが20~30尾台で落ち着いているものの、好調ぶりは変わらない。富津港の同浜新丸は富津沖を中心に横浜沖や走水沖などを狙い、100センチオーバーの良型交じりでトップが30尾台を記録している。
現在、タチウオの餌釣りでは片天びん仕掛けとテンヤ仕掛けの2種類がある。弁天屋の61尾という釣果は片天びん仕掛けで記録されたものだが、ドラゴン級の大型を狙うのならテンヤ仕掛けが有利なようだ。また、茨城北部の日立沖や大洗沖でもタチウオが釣れているので、真冬のタチウオフィーバーはいよいよ盛り上がりそうだ。
◆めも 金沢八景弁天屋(TEL045・701・9061)、走水港関義丸(TEL046・841・7154)、富津港浜新丸(TEL0439・87・4967)。