J2千葉、外国籍選手1人のみも鈴木GM「さらなる補強は考えていません」「満足いく補強できた」

スポーツ報知
チーム指針、新体制を説明する鈴木健仁GM

 J2千葉は15日、千葉市内で今シーズンのキックオフミーティング(新体制発表)を行った。

 イベントには全選手・スタッフが参加し、小林慶行新監督の所信表明、鈴木健仁ゼネラルマネジャー(GM)の新体制説明、新ユニホーム紹介などが行われた。

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 鈴木GMは前体制の守備的なサッカーからの脱却を図り、試合の主導権を握る攻撃的なサッカーにシフトすることを明言。9人が新加入となった今冬の補強について「既存選手を生かしながら、小林(監督)のやりたいサッカー、ジェフが進むべき方向を確認し、既存選手に足りないところを補う形で10名の補強をしました」と説明した。

 サポーターとの質疑応答では、今季陣容の「迫力不足」を指摘する声も挙がった。外国籍選手が期限付き移籍から復帰となるFWサウダーニャ1人のみとなることを危惧してのものだった。

 これを受けて鈴木GMは「外国人選手を含め、さらなる補強は今のところ考えていません。今いる(登録選手)30名を信じて戦っていきたい」とキッパリ。今夏の補強について「(可能性は)ゼロではない」としたが、現有戦力を基本線として戦っていくことを示唆した。

 新加入選手はFW呉屋大翔(大分)、MF椿直起(横浜FM)、FW田中和樹(京都)、DF矢口駿太郎(千葉U―18)、GK近藤壱成(法大)、DF松田陸(金沢)、FW新明龍太(千葉U―18)、FW小森飛絢(新潟医療福祉大)、MF日高大(いわきFC)の9人。鈴木GMは「100点とは言わないが、満足いく補強ができた」と語った。

 昨季は自動昇格争いに絡めず、10位に終わった。今季で“J2生活”は14年目に。コーチからの昇格となった小林新監督のもと、悲願のJ1昇格を目指す。

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