◆ラグビー ▽リーグワン第4節 埼玉 34(27―14、7―5)19 トヨタ(15日、熊谷)
連覇を狙う埼玉が34―19でトヨタを下し、リーグ唯一の開幕4連取を決めた。トヨタに先制トライを許した埼玉は前半13分にゴール前ラックからフランカーの大西樹が抜け出しトライ。23分には今季からチームに加入した南アフリカ代表ロックで206センチのルート・デヤハー、25分にもオーストラリア代表のWTBマリカ・コロインベテが約40メートルを走り、それぞれがトライ。その後、日本代表SO山沢拓也が中央45メートルのロングPGを決め、前半を27―14で終えた。
後半に入ると、同7分にフッカー堀江翔太らスクラム第1列の3人をすべて交代。スクラムで優位に立ちながらも得点チャンスをうかがう展開。そして後半最初のトライは31分に連続攻撃からコロインベテが抜け出し、インゴール中央に飛び込んだ。その後、トヨタに1トライを返されるが、実力差をみせつけ順当勝ちした。
フッカーの坂手淳史主将は80分間の激しい肉弾戦を制し、「すごくフィジカリティなゲームだった。明日、全身が痛いだろうなというゲーム。よかったところはディフェンス。自分たちにとってディフェンスは大切にしている部分。そこに対してみんなが努力を重ねてきた結果だと思う」と喜んでいた。
埼玉・ロビー・ディーンズ監督「タフな試合だった。ディフェンスとスクラムはよかった。次のリコー戦も楽しみ」