【大学野球】慶応幼稚舎OBからプロ野球選手誕生なるか…ドラフト候補の慶大新主将・広瀬隆太が新春に決意

スポーツ報知
慶大の今秋ドラフト候補・広瀬隆太内野手(カメラ・加藤弘士)

 東京六大学野球リーグの慶大が14日、横浜市内の同校グラウンドで今年の初練習を行った。新主将で今秋ドラフト候補の強打者・広瀬隆太内野手(3年)は自身のプロ入りとチームの日本一を目標に掲げた。

 リーグ通算13発の強打者が、勝負の年に決意を語った。「自分のプロという目標もありますし、キャプテンとしてチームを日本一に導きたい。個人軸とチーム軸の2つに、怠らず真摯に向き合いたい」。表情にはリーダーとしての自覚がにじんだ。

 プロ入りという狭き門に挑む広瀬だが、6歳で都内私立小の最難関・慶応幼稚舎のお受験を突破した実績を持つ。「いろいろ塾とか行ってました」。合格の秘けつに「絵が幼稚園で一番うまくて、運動神経も良かったんで。後はお行儀よく…が良かったんじゃないですかね」と笑う。慶応幼稚舎の卒業生にプロ野球選手は見当たらない。新たな歴史を刻む可能性は十分ある。

 指揮官の信頼も絶大だ。堀井哲也監督は「禅問答のようですが、広瀬を中心として、広瀬に頼らないチームを作りたい」と語る。「広瀬という核になる選手がいる。圧倒的な力があり、チーム作りの前面に立って欲しいが、だからと言って広瀬におんぶにだっこじゃ天皇杯は獲れない。広瀬がいなくても勝てるチームにしなくてはならない。経験、知見を周りが吸収して欲しい」と真意を説明した。

 春のリーグ戦の目標は「打率3割&5発」。相棒は清原和博モデルのバットだ。慶応幼稚舎からの後輩で清原さんの長男・正吾内野手(2年)が使っていたところ気に入り、昨年から愛用する。尊敬する人物に「福沢諭吉先生です。僕は慶応一筋なので」と断言するバットマン。若き血をたぎらせ、陸の王者を先導する。(加藤 弘士)

 ◆広瀬 隆太(ひろせ・りゅうた)2001年4月7日、東京都生まれ。21歳。慶応幼稚舎1年から野球を始め、慶応普通部では世田谷西シニアに所属。慶応高では1年秋からベンチ入り。2年時に春夏甲子園出場。慶大では1年春にリーグ戦デビューし、秋からレギュラー。1年秋と3年秋に一塁で、3年春に二塁でベストナイン。リーグ戦通算60試合出場で打率2割7分8厘、13本塁打、39打点。182センチ、91キロ。右投右打。

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