【巨人】 新助っ人のルイス・ブリンソンと契約合意 強肩強打の中堅候補「新たなチャレンジを待ち遠しく思います」 

スポーツ報知
ルイス・ブリンソン(ロイター)

 巨人は12日、前ジャイアンツのルイス・ブリンソン外野手(28)と今季の選手契約を結ぶことについて合意したと発表した。球団を通して「読売ジャイアンツファンのみなさま。このたび最高の機会をいただき、とても光栄です。東京での新たなチャレンジを待ち遠しく思います。チームメイトや監督・コーチ陣、そして、最高のファンのみなさまを会える日を楽しみにしています」とコメントした。

 推定年俸は約1億3000万円。背番号は「42」に決まった。

 ブリンソンは広角に長打を放つ打撃が持ち味で、メジャーの強い直球にも高い対応力を示す。18年にシーズン11本塁打をマークするなど、メジャー通算28本塁打とパンチ力がある。

 中堅を守ることのできる高い守備力も魅力でメジャーでは守備に就いた333試合全て外野手としてプレーし、中でも中堅が229試合と最も多い。外野からの返球が153キロを計測する強肩で196センチ、96キロの肉体はパワーとスピードを兼ね備えている。18年2月には大リーグ公式サイトの「2018年に衝撃を与えるだろう有望株12人」でナ・リーグの1位に選出された。

 原監督は今季、「右翼・丸」構想を掲げ、中堅手はドラフト1位の浅野、同2位の萩尾、オコエ、秋広ら若手で競わせるプランを描いており、ブリンソンの加入で競争がさらに激しくなる。

◆ルイス・ブリンソン(Lewis Brinson)1994年5月8日、米フロリダ州生まれ。28歳。コーラルスプリングス高から12年レンジャーズ1巡目指名でプロ入り。ブルワーズで17年メジャーデビュー。18年に移籍したマーリンズで「30本塁打&30盗塁」の可能性があるとしてプロスペクト(有望株)1位になり、開幕戦で1番を任され、109試合で11本塁打。オフにはファッションモデルを務める。メジャー通算28本塁打中2本が満塁弾。196センチ、96キロ。右投右打。

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