走裕介「今年こそ紅白」 デビュー15周年のメモリアルイヤーを最後まで走り抜ける決意

スポーツ報知
デビュー15周年を記念し来社した走裕介

 歌手の走裕介が10日、東京・両国の報知新聞社で新年の抱負を語った。

 今年はデビュー15周年のメモリアルイヤーだ。3月22日に新曲「篝火(かがりび)の人」を発売する。走は「15年の感謝を込めた曲です。今までとは違った雰囲気の走裕介を表現できました」。編曲には、走の師匠・船村徹さん(享年84)の息子・蔦将包(つた・まさかね)が参加し、「アレンジがついてゴージャスになった」と語る。

 作詞は松井五郎氏が担当している。走と同じく、北海道出身のバンド「安全地帯」の楽曲「悲しみにさよなら」など作詞を数多く手がけており、走にとって松井氏の歌詞を歌うことは念願だった。「小学校低学年の頃からずっと『安全地帯』は聞いていたので、松井さんに作詞してもらえるとは憧れでした。レコーディングにも来てくださって感激です。歌詞の中にも“安全地帯の香り”が入っているので、そこが聞き所です」と力を込める。

 北海道・網走の農家の長男として生まれ、中学時代からバンド活動をしていたが、高校卒業後は、家業を継いでいた。ただ、1997年にNHK BS「日本縦断カラオケ道場」で優勝したことをきっかけに、知人からのすすめで船村氏に歌唱テープを送付。演歌好きの祖母の影響もあり、異業種への門をたたいた。

 「当時、船村先生がどのような歌を歌っているか知らず、とりあえず、ロックやポップスを歌ってテープで送った。そうしたら先生から『僕は演歌が多いから』と言われたのが懐かしい」

 走は農家の長男ということで、両親から猛反対を受けたが、祖母の力も借りながら説得。1999年に船村さんの家に住み込みで弟子入りし、10年の下積みを経て2009年にデビューした。「厳しい先生でしたが、ご一緒できたのは最高の財産です。10年が長いとおっしゃる方もいますが、あの期間があったからこそ、ここまでしっかりやってこられました」と感謝する。

 新曲の他に、15周年を記念したコンサートも予定している。今年4月には地元・網走も凱旋(がいせん)予定だ。勝負の年となるが、走は「実家か年賀状で『今年は紅白歌合戦、頑張れ!』と来た。50歳、15周年と節目の年なので、先生や両親、ファンに恩返しできるように、より一層、気を引き締めて頑張りたい」と2023年を最後の1日まで走り抜ける覚悟を明かした。

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