昨年6月の大学選手権で日本一に輝いた東都大学野球リーグの亜大が9日、東京・日の出町のグラウンドで始動した。
新主将の松浦隆己内野手(3年・神戸国際大付)は「1部リーグに残ることが全て。残った上でリーグ優勝を狙えるなら狙いたいが、上を見すぎると足元をすくわれる」と地に足を着け、戦国東都の中でまずは1部残留を目標に掲げた。
昨秋のリーグ戦では打率3割6厘、8打点をマークして三塁手のベストナインに選出され、自信を深めた。ドラフト6位で中日入りした田中幹也内野手から、キャプテンの座を受け継ぐ。
田中からは「しんどいと思うけど、お前ならできるやろ」と背中を押された。「幹也さんは1年生から経験豊富だったが、自分は3年から試合に出たので、幹也さんに比べると経験がない。声を掛けたり、そういう方向で引っ張ってきたい」と決意表明した。