ヤクルトの高橋奎二投手が8日、神宮球場で自主トレを行い、エースへの飛躍を誓った。年始は4日から始動。6日からキャッチボールを開始し、プロ8年目のスタートを切った。
昨季は、キャリアハイの8勝を挙げて、リーグ連覇に貢献。今オフは、安定した投球を求め、スクワットなど、下半身強化で体づくりに励んでいる。今季は先発ローテの一角としてより期待がかかるだけに、「左のエースと言われるように。規定投球回到達と2けた勝利を目指してやっていきたい」と自覚を強めた。
3月にはWBCが控えている。昨年11月に行われた侍ジャパン強化試合では、2番手で登板すると、2イニングを1安打無失点と好投。6日の先行発表では名前が挙がらなかったが、選出の可能性は残っている。例年の同時期より、少し強めにキャッチボールするなど、調整を工夫している左腕は「投げている感じはいい。まだ諦めてないです。そこを目指して、ちょっと早めに投げてるので」と、日の丸への思いを強調した。