【大学野球】早大・加藤孝太郎がプロ志望を明言 県立進学校時代から球速11キロ増の理由とは

スポーツ報知
プロ志望を明言した早大・加藤孝太郎投手(カメラ・加藤弘士)

 東京六大学野球リーグの早大が5日、東京・西東京市東伏見の早大安部球場で今年初の練習を行った。昨秋、最優秀防御率のタイトルに輝いた加藤孝太郎(3年)がプロ志望を明言した。「やるからにはプロ野球を目指してやっていこうと思います。春のリーグ戦が重要になってくると思っています」と決意表明した。

 茨城・つくば市出身。県立進学校・下妻一時代は最速134キロで、3年夏の県16強が最高成績。平均評定4・6と学業にも奮闘し、指定校推薦で早大進学を決めた。「小学生の頃からヤクルトファンで神宮に行く機会が多くて、六大学でやりたいという目標がありました」。

 全国の強豪校から逸材が集うWASEDAで頭角を現すには、どうすればいいのか。「相当な覚悟を持ってやらないと、ついていけないと思って」。高校野球引退後、体幹トレに没頭。すると年明けには球速が急上昇した。同校の本田智哉監督から「最初からやれよ!」と笑われたのもいい思い出だ。大学では身長も3センチ伸び、体重も15キロ増。179センチ、77キロと投手らしい体型になり、2年春には神宮のマウンドを踏んだ。

 理想の投手はソフトバンクの東浜巨。「低めを丁寧に、左右関係なくコーナーに投げられる。自分の目指すべき投手です。平均の球速を140キロ中盤ぐらいに持っていきたい。最速も140キロ後半は欲しいなと思います」と意気込む。

 まずは2020年秋以来のリーグ優勝に貢献する。「秋は2勝しか挙げられなかった。5勝が目標です。今年は進路を決める上でも大事な1年。悔いが残らないように、しっかりやって終われるようにしたい」。大学ラストイヤー。一球入魂で完全燃焼する。(加藤 弘士)

 ◆加藤 孝太郎(かとう・こうたろう)2001年11月20日、茨城・つくば市生まれ。21歳。大曽根小1年から大穂リトルファイターズで野球を始め、大穂中時代はつくば中央シニアで内野手。下妻一で投手になり、1年秋からエースナンバー。早大ではリーグ戦17試合に登板し、4勝3敗、防御率1・73。父・孝雄さんは鹿児島商、立命大、神戸製鋼でも名遊撃手として鳴らした。179センチ、77キロ。右投右打。

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