【明日の金ロー】新年はジブリ! 第1弾の「ハウルの動く城」と来週の「思い出のマーニー」の共通点は?

スポーツ報知
「ハウルの動く城」のハウル(奥)とソフィー(C)2004 Studio Ghibli・NDDMT

 新年一発目、6日の金曜ロードショー(後9時)は、昨年同様にスタジオジブリ作品からスタート。今回は「ハウルの動く城」(2004年)が、枠を35分拡大して放送される。木村拓哉が主人公・ハウルの声優を担当したことでも話題となった同作は、04年のベネチア国際映画祭のコンペティション部門に出品され、技術貢献賞に相当する「オゼッラ賞」を受賞。同年の最高興収(196・0億円)を記録し、歴代でも8位となっている。

 18歳の少女・ソフィーはある日、魔女に呪いをかけられ、90歳の老人に変えられてしまう。荷物をまとめて家を飛び出すと、向かった先の荒れ地で「ハウルの動く城」と呼ばれる奇妙な建物に遭遇。行くあての無いソフィーは、その建物の中で美しい魔法使いの青年・ハウルと、その仲間たちと生活をするようになるが…。

 本作を製作する際、宮崎駿監督はスタッフに向けて「ラブストーリーをやる」と宣言したという。それまでの作品でも「紅の豚」(1992年)のように、ほのかな恋心を描くことはあったが、ヒロインに「愛してしまった」と言わせるような本格的なものは初めて。しかも「戦火の恋」という特殊な状況の恋物語である。

 その意味では、宮崎監督にとっての”挑戦作”だったことは間違いない。一方で、テレビアニメ「未来少年コナン」(78年放送)や「風の谷のナウシカ」(84年)から貫かれている反戦への思いは、本作にもしっかりと刻まれている。我修院達也が声優を務めた「火の悪魔」であるカルシファーの「おいら、火薬の火って嫌いだよ。ヤツらには礼儀ってものがないからね」というセリフには、サラリと話す中にも深い意味が詰まっていることを考えさせられる。

 ところで、金ローでは来週もジブリ作品の「思い出のマーニー」(14年)が放送されるのだが、両作品にはある共通点があることをご存じだろうか。答えは、どちらも「TEAM NACS」のメンバーがそろって声の出演をしていること。5人とも出番は多くはないので、注意して見ていないと気付くのはかなり難しいだろう。

 全員で出演しているのには、本作で作画監督、「―マーニー」では原画を担当している高坂希太郎氏の存在が大きく関係しているようだ。高坂氏は、大泉洋が出演する北海道テレビ(HTB)の人気バラエティー「水曜どうでしょう」の大ファン。その”つながり”で、「―NACS」のメンバーの参加が決まったとみられる。ちなみに大泉は、高坂氏が監督した中編アニメ「茄子 アンダルシアの夏」(03年)でも主人公の声優を担当している。(高柳 哲人)

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