JOCが仕事始め 山下会長「さまざまな課題にしっかりと対処し、アスリートを支えていきたい」

スポーツ報知
職員に向けて年頭の挨拶をする山下泰裕会長(中央)

 日本オリンピック委員会(JOC)は5日、都内で仕事始めを迎えた。山下泰裕会長が職員に向けて年頭挨拶。「改めてスポーツの価値、五輪の価値は何なのか。そういったことに真摯(しんし)に向き合いながら、さまざまな課題にしっかりと対処していくとともに、『TEAM JAPAN』としてアスリートをしっかりと支えていきたい」と新年の抱負を述べた。

 山下会長はロシアによるウクライナ侵攻など暗いニュースが多かった昨年、冬季大会最多の18個のメダルを獲得した北京五輪やサッカーW杯での日本代表の活躍に触れ、「スポーツには人々に明るい話題を提供し、感動や夢や勇気や希望を感じていただける力があるということを改めて感じた1年」と評した。その一方で、スポーツ界では東京五輪を巡る汚職事件が暗い影を落とした。「スポーツ、五輪の価値を毀損しかねない事案が明らかになった。JOCも再発防止に向けて、今できることにしっかりと取り組んでいく必要がある」と強調した。

 札幌市が目指す30年冬季五輪招致は、国際オリンピック委員会(IOC)が開催地決定時期を無期限で先送りしたこともあり、機運醸成活動を当面休止することを決めた。今後に向け「時間的な猶予ができたことから、しっかりと運営体制を見直すこととした。日本において国際総合競技大会を開くことはスポーツの魅力を伝え、五輪についてご理解をいただく最良の機会。本会のビジョンに沿うものであることは疑いのないところだが、多くの方々の信頼を得て招致活動を推進していくためにも、まずは国民のみなさまの不安や不信感を払拭する必要がある。これまで以上に丁寧な説明、発信を心掛けていきたい」との姿勢を示した。

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