清原和博氏の次男・勝児、父を「抜かしたい」…慶応今年初練習で夢明かす

スポーツ報知
ノックでボールに飛びつく慶応の清原勝児(カメラ・池内 雅彦)

 今春センバツ出場が有力視される慶応(神奈川)が4日、横浜市内の同校グラウンドで今年初の練習を行い、西武、巨人などで活躍した清原和博氏(55)の次男・勝児内野手(1年)が、“父超え”の壮大な夢を明かした。単位を落とした影響で2度目の1年生。規定上、最後の高校野球シーズンとなる。甲子園最多13本塁打を放ち、プロでも525発をたたき込んだ父に追いつき追い越せと、一心不乱にバットを振る。

 寒風吹きすさぶ中でも、勝児のハートは熱かった。始動日からいきなり10キロ走、500スイングに加え、アメリカンノックを浴びせられるハードなメニュー。だがでっかい声を出し続け、笑顔で消化した。偉大な父の話題になると、表情を引き締め言い切った。

 「日々ずっとすごいと思っています。少しでも成長して将来は抜かしたいので。そのためにはコツコツやらないといけない」

 まずはチーム内で上を目指す。昨秋の関東大会は7番、6番で4強入りに貢献したが、狙うは4番の座だ。「4番を打ちたい。ずっと4番がいいと思っていました」。センバツでは世代NO1の呼び声高い大阪桐蔭の今秋ドラフト上位候補左腕・前田悠伍(2年)と対戦の可能性もある。「絶対に打てるようにという意識でやっています」。最強サウスポーを仮想して鍛錬へ取り組む。

 甲子園での目標は「日本一」と言い切った。「お父さんはどんな試合よりも一番覚えているのが甲子園と言っていた。一番楽しくプレーできる場所だと思う」。最初の照準は父もたどり着けなかった春の頂点。紫紺の優勝旗をそのバットでたぐり寄せる。(加藤 弘士)

 ◆清原 勝児(きよはら・かつじ)2005年5月1日、東京・港区生まれ。17歳。幼稚園年長から野球を始め、慶応幼稚舎(小学校)時代はオール麻布でプレー。小6時にはジャイアンツジュニアに選出された。中学時代は世田谷西シニアに所属。慶応では昨秋から三塁のレギュラー。50メートル走6秒5。173センチ、81キロ。右投右打。高校通算8本塁打。兄は慶大2年の正吾内野手。

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