インターネット配信大手「ABEMA」で配信される非公式戦「ABEMAトーナメント」の第6回開催が4日、発表され、収録が都内で行われた。
収録後、囲み取材に応じた藤井聡太五冠は「正月には家族と大富豪をして過ごしました。(結果は)どうかな…?とんとんくらいです(笑い)」と正月の過ごし方を明かした。
二十歳の集いに参加する年齢ではあるが、成人の日の1月9日は羽生善治九段との王将戦七番勝負第1局。「20代になって、1年1年が大事になってきたと感じています。改めてしっかり取り組んでいきたい気持ち」とし、同じく二十歳を迎えた人々へは「自分の場合は14歳で棋士になってその時点で進む道が決まっていたので、二十歳の方へなにか言うのは難しいですが…二十歳になりこれから就職だったり大きな選択をされると思うのでそれは大変なことだと思う。それぞれの方がよい未来を摑んでいただければ」と話した。
また、きのこが苦手な藤井が昨年した「きのこ克服宣言」の進ちょくについては「まいたけの天ぷらは食べられることが分かりまして…一応前進しました(笑い)」と照れ笑いを見せた。(瀬戸 花音)