【巨人】大勢、新年の誓いは「シーズン完走」掲げる「けがせずにしっかり役割を果たせる準備を」

　巨人の大勢投手（２３）が３日、新年の誓いに「シーズン完走」を掲げ、「けがをせずにしっかり役割を果たせる準備をして、１年間チームのために投げたい」と力を込めた。

　新人王に輝いた１年目から、変化はいとわない。「投げ方などを変えたり、出力が上がった分、耐えられる筋力を作ったり、（昨季）５０試合を投げきったのでケアと並行的にやっています」。オフは前年の疲れを癒やしながら、筋力トレーニングなどで頑強な体作りに取り組んでいる。

　昨季は守護神として５７試合に投げ、新人最多セーブに並ぶ３７セーブを挙げたが、最多セーブのタイトルは逃した。「まずはチームのために身を削って投げようと思います。その結果がタイトル争いに入り込んでいったら」。今季も大勢がチームのため、９回のマウンドに立ち続ける。（水上　智恵）