日本ハム・新庄剛志監督(50)が3日、春季キャンプ初日の2月1日に行われる紅白戦から厳しくふるいに掛ける方針を示した。かねてレギュラー固定を明言しており、「まずは2月1日、選手の体つきと表情で大体分かるんですよ」と真剣な表情で語った。
昨季の“合格者”は松本剛らの8人。指揮官は8人全員の名前を明かしていないが、近藤がソフトバンクへ移籍したため7人となり、その他の選手を見極める。投手には四球を出さないことや打者のタイミングをずらすことを求め、「打者は生きた球をオフの間に打ってない、振り遅れているのは、やってないと見なす。バンと切る。体ができ上がっているなって選手は最初から使う」と説明した。
紅白戦からサバイバルのゴングが鳴り、最後は「オープン戦で結果を残した者がエスコンフィールドに立てる」とレギュラーを選定する。開幕戦の3・30へ、特に22年の不合格者にとって極めて重要な2・1を迎える。(田中 哲)