元日に女子相撲日本一決定戦開催 全国から約130人出場で白熱 委員長「女子相撲の魅力を知って欲しい」

スポーツ報知
日本一決定戦の表彰を受ける(左から)優勝の久野愛莉、2位の長門美咲、3位の福里愛美、今日和(カメラ・佐々木 清勝)

◆相撲 ▽女子相撲日本一決定戦 1日(東京・アリーナ立川立飛)

 国内で、過去最大規模となる女子相撲大会が開催された。魅力発信や普及を目的とした初の試みで、大会準備委員も女性。また、日本スポーツ界のジェンダーアンバランス解消に向けた第一歩への思いも込められている。

 大会には全国から約130人が出場し、1日かけて白熱の戦いが繰り広げられた。重量級、中量級、軽量級、小学1、2年の部、小学3、4年の部、小学5、6年生の部、中学生の部からなる「女子相撲選手の部」と、レジェンドの部、腕に覚えありの部、力士親族の部、お母さんの部からなる「力じまんの部」を実施し、まず各部門の優勝者を決定。その後、各部門の優勝者らで「日本一決定戦」を開催した。決勝では、重量級覇者で、2022年ワールドゲームズ同級3位の久野愛莉(23)=石川=が初代女王となった。

 大会準備委員長を務めたのは、2007年の世界女子相撲選手権中量級女王の太田麻乃さん。昨夏から大会に向けて動きだし、本番は大成功を収めた。「女子相撲の魅力を知って欲しい、輪が広がって欲しいと思いがあった。選手達が十分に力を発揮して、輝いてくれたことがうれしかった」と振り返った。

 大会の合間には、体験会も行われ、子どもたちが土俵で女子選手にぶつかっていくなど競技を楽しむ姿もあった。「身近に感じてもらって、やってもらえば、楽しさが分かると思った」と実施の意図を明かし、子どもたちからは終始、笑顔があふれていた。

 土俵のライトアップや音楽など一般的な“相撲観戦”の常識を覆すような見て楽しめる演出も魅力的な大会になり「(世間の相撲に対する)イメージはちょんまげとか、男性だと思う。女子への普及が遅れているので、何かイメージを払拭できないかと演出を考えた」と話し、女子相撲ならではの世界観を作り上げた。

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