【高校サッカー】鹿島学園、上田綺世の10番を受け継ぐFW林結人が先制点「目標は5点。優勝を目指している」

スポーツ報知
前半、龍谷・山並仁貴と競り合いながら攻め込む、鹿島学園・林結人(右)(カメラ・竜田 卓)

◆第101回全国高校サッカー選手権 ▽1回戦 鹿島学園(茨城)2―1龍谷(佐賀)(29日、東京・駒沢陸上競技場)

 1回戦で、鹿島学園が2―1で龍谷を下し、2回戦に進んだ。鹿島学園OBで、カタールW杯日本代表のFW上田綺世(サークル・ブリュージュ)が着けた10番を引き継ぐFW林結人(ゆいと・3年)が前半4分に先制点を決めた。優勝を見据え、「目標は5点」と意気込みを口にした。

 前半4分、FW若野晃大(3年)のシュートをGKがはじいたボールに、FW林結人(ゆいと・3年)が右足を振り抜いて先制。その4分後には、若野も得点。後半に1点を返されたが、リードを守り切った。

 林は自身の得点場面について、「枠にシュートを打てば、こぼれ球とか2度、3度のチャンスが来る。練習していた成果が出た」と振り返る。ただ、この日のプレーの出来は「100点満点中60点」だといい、「ドリブルで取れられるシーンも多かったし、守備でももうちょっと貢献しないといけない」と反省を述べた。

 上田がW杯でプレーする姿に、「同じグラウンドでプレーした上田綺世選手が、世界の舞台で活躍しているのを見て、自分たちも目指していかないといけないなと思う」と刺激を受けた。この日のゴールは「今後につながる1点。ここから波に乗りたい」とゴール量産を見据えた。

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