鍵山優真「30%もいかない演技」 9か月ぶり実戦は8位 全日本選手権男子フリー一問一答

スポーツ報知
男子フリーで演技する鍵山優真(カメラ・矢口 亨)

 ▽全日本選手権 男子フリープログラム(12月25日、大阪・東和薬品ラクタブドーム)

 左足首のケガから約9か月ぶりの実戦復帰となった北京五輪銀メダリストの鍵山優真(オリエンタルバイオ・中京大)は、フリー8位の156・44点、合計237・83点で8位で今季初戦を終えた。2本の4回転サルコーで転倒などのミスがあり、ショートプログラム(SP)6位からの巻き返しはならなかったが、久々の競技会で得られた物も多かった。鍵山の演技後の一問一答は以下の通り。

 ―演技を振り返って

 「うんとー、まあ、初戦という難しさを、たくさん感じたこの4分間だったし、この2日間通して、すごく自分の今後やるべきことっていうのが明確に分かったので。本当に、まあ本当にやっと1試合終わったので、しっかりと休んで、またケガを治して、次に向けて頑張りたいって思います」

 ―4回転フリップは回避。足の状態は

 「この4分間は、別に左足は特に気にならなくて、めいっぱい滑れました。で、うんと、終わった後は、まあ、よく頑張ったなという感じで、足を確かめていたんですけど。えっとー、本当にこの全日本に出たいって僕が言って出させてもらって、それで全然満足のできない演技をしてしまったので、本当に自分としても悔しい気持ちだし、申し訳ないなって気持ちがたくさんあります」

 ―そんな中で得たものは

 「そうですね、本当に足りない部分はたくさんあって。前提として左足のケガを治して万全な状態で今後試合に出なければならないので、まあそこは、これからも引き続きやることとして、あとは体力の部分だったりとか、こうして4回転を2本連続で入れる難しさを改めて感じたので。これからはもっともっと事前に計画を立てて、自分が絶対に失敗しないっていうような練習だったり、構成にしていきたいなって考えています」

 ―足のケガ、初戦の難しさなど、何が結果に直結したと思うか

 「えっとー、まあ、練習からなかなか思い切りできない状態で、数少ない中で調整をしていくっていうことが今回すごく難しかったなと思います。フリーは特に、ジャンプの数が少し多いので、もっと、その、35分っていう、まあ公式練習は35分でしたけど、時間の中でどうやって自分の足と向き合いながら調整していくかっていうのを、今回はちょっとうまくいかなかったなっていう部分があったなって。そこが演技のミスにも響いてしまったんではないかなって思っています」

 ―今後への課題

 「えーとー、この新しいプログラム、本当に難しいなっていう気持ちで滑っていましたし、全然振付師さんの意図に添えないようなプログラムになってしまったので、そこがすごく悔しいなっていう気持ちです」

 ―次に見定めている場所は

 「まだわかんないです。ケガが治ってから、本当に今回は、うーん、やっぱり、万全な状態でやらなければならない、っていう。この全日本に出たことは全然後悔なくて、むしろ前向きな気持ちで臨んでいたので。だからこそはやく治して、来シーズンとかは、もう初戦から万全な状態で、他のライバルの選手達と競えるくらいレベルアップしていかなければならないなと感じました」

 ―試合に出て、改めて足を治さないといけないと

 「そうですね、全日本のこの会場に来たときは、みんなとこうやって滑れるのがすごく楽しみっていうふうに言ったんですけど、本当にこうやってショート、フリー通して見ると、本当にまだまだだなっていうふうに思いますし。あの、うーん…試合のその自分の調子としては、一番元気な頃より、本当にまだ30%もいかなかったんじゃないかという感じの演技だったので。まあもっともっと、コンディションも含めて成長していくべきだなと感じました」

 ―今大会は世界選手権に出たいという思いから?

 「世界選手権も視野には入れていて、でも、一番はそこではなくて。やっぱりこのプログラムをどう評価してもらえるかっていうのが、すごく自分としては気になっていた部分だったので。こうやって数字で自分のプログラムを評価して、なんか、やっぱり演技構成点だったりとか、技術点もそうですし、全然去年には劣ってしまう部分が多かったので。もっともっと、うん、来年は、今までの技術を取り戻すのではなくて、さらに上に行けるようにがんばりたいと思います」

 ―ジャンプが気になる分、なかなか表現までは難しい?

 「最初の4回転サルコーを転ぶって想定していなかったので、そこからだんだんだんだん、自分の気持ちに焦りが出てしまって。まあ、アクセルとかは降りられはしたんですけど、全然自分の納得いくような形ではなかったので。そこが今回のこのような点数になってしまった原因かなと思います」

 ―全本本に出ようと最終的に決めたのは

 「出ようって言ったのは僕ですし、まあ、11月ぐらいからもう全然動けている状態で、もう出たいっていうふうに自分としては決めていたので。そこからがんばって練習してきたつもりでしたけど。やっぱり1か月ちょっとじゃ全然、完成していないなっていうふうに今回思いました」

 ―2022年はどういう年?

 「うーんと…1年全体で考えると、本当に、オリンピックとかは、本当にコンディションも含めて、万全な状態で出れたので、そこは良かったと思っていますし、まあシーズン始まってからは本当にケガもしたりとか色々調整が大変なところがありましたけど、まあ、ケガを治していかないといけないっていうのと、プログラムももっともっと磨いて、(振付師の)ローリー(・ニコル)とかシェイリーン(・ボーン)が『パーフェクト』って言ってくれるような演技ができるように、バッチリがんばりたいと思います」

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