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宇野昌磨、“今季世界最高”100・45点「今日できる最高の演技だった」経験からなる対応力発揮 全日本男子SP一問一答

男子SPで演技する宇野昌磨(カメラ・矢口 亨)
男子SPで演技する宇野昌磨(カメラ・矢口 亨)

 ▽全日本選手権 男子ショートプログラム(12月23日、大阪・東和薬品ラクタブドーム)

 昨季世界王者の宇野昌磨(=トヨタ自動車)が、国際スケート連盟(ISU)非公認ながら“今季世界最高”となる100・45点で首位発進した。冒頭の4回転フリップで3・14点の加点を引き出すと、続けて4回転―2回転の連続トウループ、最後にトリプルアクセルを成功させた。宇野の演技後の一問一答は以下の通り。

男子SPで演技する宇野昌磨(カメラ・矢口 亨)
男子SPで演技する宇野昌磨(カメラ・矢口 亨)

 ―振り返って

「もうあの本当に、本当に何だろう?自分の最高のコンディションでのショートプログラムの演技と比べると、まだできなかったところはありますけど。今日、今できる最大限はできたのかなと思います」

 ―演技後、謝ったようなしぐさがあった

「えっと、シットスピンを、ずっとレベル3だったので、今年。それ4取れるようにと思っていたんですけど、途中で、途中まではしっかり数も数えて、間違えて。そこで、『すいません』という気持ちが出たのかなと思います。あの、6分間の、全然なんだろう、練習してきたものとは違う感覚だった。それを、焦るのではなく、今どうしたらいいかというのを短時間で、しっかり自分でコントロールできたので」

 

 ―100点超えたが、できなかったところは?

 「まあ今日は、今日できる最高の演技だったと思います。ただまあ、あの、滑り自体も意図的に遅くしてましたし、そうでないとジャンプ失敗すると思ったので。すごくゆっくりめに、丁寧にいったので。まあ、あのプログラムとしてはまだまだできたなというのはあるんですけど。まあ、先ほども言った通り、今日は『あれがベストだな』とは言い切れる。次はしっかりとフリーに向けていきたいなと思います」

 

 ―フリーに向けて

「ええ、そうですね。あの、フリーもしっかり練習してきてるので。しっかり、この大会、ファイナルからすごい短期間なので、なんかこれを試せてきましたというところはないんですけども、あのファイナル同様、自分のその時のコンディションに合わせた演技を、しっかりできればいいなと思っています」

 

 ―朝の公式練習から衣装変わっていたが?

 「あー。ちょっと、朝体が動かなかったのが、氷の感触的になんか違ったのか、コスチュームでも違ったのか、あのコスチュームが動きにくかったのか、あの、様々な理由が感じる中、練習していたので、少しでもなんだろう。複数できない理由があると、何が原因か分からないので。まあしっかり、一つ一つとりあえず使ったことある衣装を着て、それでどうなるか滑ってみたんですけど。まあ6分間の時点で、なんか衣装じゃないんだな、というのは滑っていて思ったので。まあ、そういった理由です」

男子SPの演技を終えて笑顔を見せる宇野昌磨(カメラ・矢口 亨)
男子SPの演技を終えて笑顔を見せる宇野昌磨(カメラ・矢口 亨)

 ―練習ではどんな感覚で、本番どう修正した?

 「まあ、練習はずっと滑れるので、どれだけ自分が思い通りに滑ってなくても、後半になれば、それなりに体が動いていくんですけど、試合は短期間、短時間の中で、いい演技をしなければいけないということなので。それを6分間の間に、後半はあわされてましたけど。また上がって、また滑ったら最初できないんだろうなと思っていたので。それをどうするかって考えたときに、一番リラックスして跳べる方法というのを模索した結果があの演技だったのかなと思います」

 

 ―どうリラックスした?

「あの、メンタルとかではなく、あの、跳ぶ前に力が入っていると僕は失敗してることがこっちに来て多かったので。どうやったら、その力を抜けるというか、スピードがこの氷、多分出ないんですけど。そこで無理に出そうとすると、絶対失敗するなと思ったので、出ないんだったら、もう出さずに、その中でジャンプを跳ぼうと思っていました」

 

 ―6分間練習のときはコンビネーション1回だけだった

 「うーん、もうその僕は、コンビネーションをこれ以上、あの、練習する余地はないと思ったので、ファイナルの前ぐらいかな、思ったので。4―3は、1個目のトウループがきれいに跳べれば跳べると思いましたし、まあ、あのただ、トウループ単発で跳んでる時も、すごくきれいには跳べてはいなかったので、単発を降りて、つけれそうなものをつけようと思っていましたし。まあその、僕は4―3というものに深くこだわりを持たないようにしようと思っています」

 

 ―(音声乱れで質問不明)

「まあ、そうですね。もう試合はフリーでもショートでも、無理に4―3に行くつもりはもうなくて。4―2で、まずトウループを降りてから、跳ぶジャンプを考えるという感じにしようかなと僕は思っています」

 

 ―緊張は?

「まあ、そうですね。ずっと考えていました。その今、僕が跳ぶにはどうしたらいいかっていうことをずっと考えていたので、演技中もアクセルの前も、ずっと跳び方を頭の中で考えていて。もうそれが生きたとは思いますけど、だからこそ、そのプログラムに、なんだろう。気持ちが入ったかというと、そうではなかったので。まあ、でも本当に何度も言っていますけど、すごい、今日できる最高の演技だったと思います」

 

 ―スピードについて

「もうめっちゃ落ちてたと思います。まあ、元々フリップの前は遅いですけど、まあその後も、絶対スピードを出さないでおこうと思っていて。まああの、スピードを出すと絶対に失敗すると僕は演技前に何回もイメージした時に思ったので。まあ、それはしっかりと生きたのかなと思います」

 

 ―年々、調整うまくなっていると感じる?

 「うーん、そうですね、年々、上手くなるというか。まあ、あの経験というのは本当にたくさんのことをしてきて。僕は一つの試合にかける思いが、本当に多分強くやってきたからこそ、その、一つの試合にすごく落ち込んだりとか、すごいなんだろう。そこまで深く思い詰めなくてもっていうスケート人生を送ってきたと思うので。まあ、なんか色んな経験、何一つ投げ出さずやってきたからこそ、まあなんかこういう状況はこうなるよねとか、本当に分かってきたので。それがしっかり生かせたショートプログラムだったと思いますし。まあ、最近では、その失敗というものもすごくいい経験になるんだなということが分かってから、そのスケートいうものがすごく苦しくなく、滑ることができているので。まあ本当に、数年前だったら、スケート人生もう長くないなと思っていましたけど、まあ、今は、別にいつ辞めようとも思っていないですし。まあ、ただいつまでやろうとも思っていないので。すごく短いかもしれませんし、すごく長くなるかもしれませんけど、そういったメンタルでずっと試合に臨んでいます」

 

 ―100点に乗せられた対応力について

 「うーん、もうその何だろう。自信をつけるつけないっていうところに、僕はもういなくて。なんだろう。そんなに、なんて言うんですかね?自信があるわけでもなく、別に自信がないわけでもなく。その試合っていうのは、練習がどれだけ100%跳べてるジャンプも、失敗する場だと思っていますし。まあ、ただ、もしかしたら試合だけうまくいくかもしれませんし。ただ言えるのは、練習より試合の方がすごく、自分の経験というか、自分のレベルアップにつながる場だと思っているので、自分がより成長するには、どんな選択をするべきか、僕が真剣に試合に向き合えば、それは自然とついてくると思っていますし。まあ、だから僕はどんな結果、今日が、例えスピード落としたことによってボロボロな演技だったとしても、全然なんだろう。いや、スピード出せば良かったとはならないと思います。もう本当に、あの最近ではあまり試合に緊張することなく、本当にいつも通りできていると思います」

 ―キスクラに貼られたメッセージが「ブラボー!」

 「僕めっちゃW杯見てました。サッカーファンになりました」

男子SPで演技する宇野昌磨(カメラ・矢口 亨)
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