十両平戸海が秘技“イナバウアー”絶体絶命のピンチ脱出…スポーツ報知カメラマンの年イチショット2022

スポーツ報知
魁聖(右)を網打ちで破った平戸海

 スポーツ報知のカメラマンが2022年に激写した数多くの写真から“年イチ”のベストショットを紹介する企画。豊田秀一記者編です。

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 3月27日の大相撲春場所千秋楽。エディオンアリーナ大阪で、十両同士の名勝負を捉えた。激しい突っ張り合いの後、平戸海は魁聖に土俵際まで追い込まれ、最後はプロレス技のラリアットよろしく水平に伸びた右腕で、突き出されようとしていた。

 この絶体絶命のピンチに平戸海が華麗に舞った。まるでイナバウアーのように体を反らして右腕をかわしたのだ。魁聖は自滅するように土俵下に落ちてしまった。

 今の決まり手は一体何だったのか? 場内アナウンスに耳を傾けると、珍手の「網打ち」(あみうち)で平戸海の勝ち。漁師が投網を打つ格好に似ていることから名づけられたという。字面は「綱打ち」(つなうち)に似ているが、こちらは横綱の新しい綱を作る作業のことだ。

 ちなみに6月に移転した報知新聞東京本社は両国国技館のすぐ隣で、住所は墨田区横網。字面は似ているが「横綱」ではありません。(大阪本社編集センター写真担当・豊田 秀一)

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