喜多村緑郎、事務所移籍 1月1日から河合雪之丞ら擁する「ケイロックス」へ

喜多村緑郎
喜多村緑郎

 劇団新派の喜多村緑郎(53)が、来年1月1日付で同じく新派の河合雪之丞(52)、女優の竹内茉音(まりん、24)らを擁する芸能事務所「ケイロックス」に所属することが27日、分かった。同社は、これまでも前所属先「エ・ネスト」からの業務委託で緑郎をマネジメントしていた。

 緑郎は今年6月に「六月大歌舞伎」の第3部「ふるあめりかに袖はぬらさじ」に出演。「心の師」と尊敬する坂東玉三郎(72)のサポートもあり、8年ぶりに歌舞伎座の舞台に立ち、大きな話題となった。2023年も複数の舞台出演が決まっており、新派に軸足を置きながら、さらなる活躍が期待される。

 183センチの長身で華のある演技が魅力の緑郎は、一般家庭出身ながら17歳で歌舞伎界に入った。3代目市川猿之助(現・市川猿翁)の部屋子となり、市川段治郎(後に市川月乃助)を名乗り活躍。04年には「桜姫東文章(さくらひめあずまぶんしょう)」で玉三郎の相手役として注目され、16年に劇団新派に入団した。

 私生活では、20年に鈴木杏樹(53)との不倫を報じられたが、現在は元宝塚トップスターの妻・貴城けい(48)との関係を修復し、夫婦円満となっている。

芸能

個人向け写真販売 ボーイズリーグ写真 法人向け紙面・写真使用申請 報知新聞150周年
×