国学院大・古江空知、故郷大分で「いいちこ」の三和酒類に就職「酒で人との輪を増やす」…東都大学L進路

スポーツ報知
国学院大・古江

 東都大学リーグの4年生の進路が、ほぼ出そろった。明治神宮大会準優勝の国学院大・古江空知(そらち)主将(4年=大分商)は、出身地の大分に戻り、麦焼酎「いいちこ」で知られる三和酒類に就職。故郷が好きでお酒も好き。会社の軟式チームで野球も継続し、実りある社会人生活を目指す。

 コミュニケーション能力にたけ、国学院大がモットーとする「人間味の野球」を先頭に立って体現してきた古江らしい進路の選択理由だった。

 「お酒は場を和ませ、人と人との輪を増やします。なくてもいいものかもしれませんが、あれば生活がもっと豊かになると思うんです」。プライベートでは、お湯割りで「いいちこ」を楽しむ。主将として寮で部員と酒を酌み交わし、普段は口にしない思いを共有したこともあったという。

 春のリーグ戦は、故郷の大分で開幕した。古江を中心とする新チームの船出を祝うような史上初の地方開催。「僕に運があったというか、すごくありがたい時間でした。大分の人間味や、改めて素晴らしい部分を見ることが出来たと思います」と郷土愛が深まった。

 同期の田中千晴投手(4年=浪速)が、ドラフト3位で巨人に入団した。スポーツ推薦でなく、指定校推薦で入学して野球部の門をたたいた2人。「『(指定校推薦の)星になるんだ』と飲みながら話したこともあるので、うれしかったです」と思いを述べた。

 3年春のリーグ戦のあと投手から外野手に転向し、出場機会は代走に限られていた。社会人では、再び投手に挑戦するつもりだ。「大学で出来なかったこととして、やってみたい。もともと軟式の出身。手が小さいので、軟球の方が投げやすいんです」。原点に返って故郷のマウンドに立つ姿を思い描いている。(浜木 俊介)

 ◆古江 空知(ふるえ・そらち)2000年11月28日、大分県生まれ。22歳。大分商では投手で、2年夏の大分大会準優勝に貢献した。国学院大でのリーグ戦成績は、計8試合に出場して1打数無安打。170センチ、63キロ。右投右打。

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