藤井聡太五冠が棋王初挑戦 佐藤天彦九段を下す 2022年ラスト対局を白星納め

スポーツ報知

 将棋の藤井聡太五冠=竜王、王位、叡王、王将、棋聖=が27日、東京・将棋会館で指された第48期棋王戦挑戦者決定二番勝負第2局で佐藤天彦九段に先手番で勝ち、挑戦権を初獲得。今年最後の対局を白星で納め、年度内六冠の可能性を残した。

 振り駒の結果、先手となった藤井。戦型は横歩取りを選択した。中盤から形勢は藤井に傾き始め、佐藤がうなだれるような様子も。終盤は佐藤が1分将棋に。藤井は自玉をしっかり守りつつ、相手玉を寄せきった。

 現在10連覇中の渡辺明棋王との棋王戦七番勝負第1局は23年2月に始まる。渡辺とのタイトル戦は4度目となる。

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