◆イングランド・プレミアリーグ ▽第15節 ブライトン 3-1 サウサンプトン(26日、英サウサンプトン・セントメリーズスタジアム)
英国ではクリスマス翌日の恒例となっている「ボクシング・デー」に公式戦7試合が行われ、日本代表MF三笘薫(25)が所属するブライトンは敵地でサウサンプトンと対戦し、3-1で勝利した。三笘は4-2ー3-1の1.5列目の左サイドで先発。得意のドリブルで相手の左サイドを再三突破し、90分間フル出場。ゴール、アシストはなかったが、カタールW杯からのプレミア復帰戦で躍動し、今季後半の活躍を期待させる出来と見せた。
地元メディアの「サセックス・ワールド」は、三笘の動きを「このレベルで活躍できることをまた一つ証明した試合。ゴールを決められなかったのは残念」と寸評。そして2点目のオウンゴールの起点となった日本代表MFに、この試合で1ゴール1アシストを決めたマーチの9点に次ぐ、チーム2位の8点の採点を与えた。
また視聴者投票で決めるBBCの採点でも、この試合で守護神的活躍を見せたDFダンクの8.57、マーチの8.53に続く8.44の採点でチーム3位。カタールW杯で全世界に存在感を示した三笘は幸先の良い再スタートを切り、ブライトンの主軸として完全にチームに溶け込んでいる。