フィギュア世界選手権代表選考の混乱巡り、連盟と選手サイドが意見交換 「説明が不十分」の声

世界選手権代表に選出された選手たち
世界選手権代表に選出された選手たち

 フィギュアスケートの全日本選手権の上位者らによるエキシビション「メダリスト・オン・アイス」(大阪・東和薬品ラクタブドーム)が行われた26日、前日(25日)に混乱が生じた世界選手権(来年3月、さいたまスーパーアリーナ)の代表発表を巡り、日本スケート連盟と選手サイドで意見交換が行われたことが分かった。コーチや関係者からは、選手に対する事前説明が不十分であったとする声が上がった。

 25日の記者会見で、優勝した男子の宇野昌磨(25)=トヨタ自動車=が選考結果について「僕が言うことではないかもしれないけど、選考基準というのはよく分からないけど、うれしく思えない部分もある」と珍しく苦言を呈した。

 島田高志郎(木下グループ)が全日本2位で世界代表落ちし、5位の山本草太(中京大)が世界切符。山本はGPファイナル2位などの実績で全日本2位の島田より上と判断されたが、会見での宇野の発言を受け、竹内洋輔強化部長が「選考項目から総合的に判断した」と説明を余儀なくされた。

 五輪と世界選手権の代表は例年、代表選考会を兼ねた全日本選手権の最終日に決定する。発表前に選手は集められ、代表決定者の名前を読み上げられただけ。選考事情の説明がないまま、選手は会見に臨んでいた。誤解や不満を生まない明確な基準と、選手目線の丁寧な対応が求められる。

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