ロッテの高部瑛斗外野手(25)が26日、来季の200安打到達へ決意の滝行を敢行したことを明かした。12月上旬に水温8・2度という極寒の中、関東近郊の高さ23メートルの滝に打たれ「今年150本にも満たなかったけど、(200安打)いきたい気持ちはある。(ヘッドコーチの)福浦さんにも目指してほしいと本気で言ってもらったので」と決意を新たにした。
今季は中堅のレギュラーを獲得し137試合に出場。チーム最多の148安打、打率2割7分4厘で盗塁王(44盗塁)、ゴールデン・グラブ賞も獲得した。だが活躍したのはまだ1年。本当の勝負は来季からということも理解しており気持ちを新たにするため、上半身裸で滝に挑み己を鍛えた。あっという間に首や肩は赤く腫れ上がり「甘いことばっかじゃないんだなと思いました」と苦笑いしながらも「めちゃめちゃスッキリしました」と充実の表情だった。(小田原 実穂)