フィギュアスケートの全日本選手権から一夜明けた26日、会場となった大阪・東和薬品ラクタブドームでエキシビションが行われた。
ペアで、相次ぐ飛行機の遅延やロストバゲージで全日本を欠場した三浦璃来、木原龍一組(木下グループ)が登場。鮮やかな青い衣装で、「I Lived」を演じた。ツイストリフト、デススパイラルなどを決め、今回の全日本では見ることのできなかった2人の演技に、観客からも大きな拍手が注がれた。
場内インタビューで、三浦は「3年ぶりの全日本を楽しみにしていた。皆様の前で演技披露できなくて残念」と話し、木原は「ものすごく楽しみにしていた。出場出来なくなって悲しかったが、こうして演技を披露できたこと、ほんとに良かったと思います」と喜んだ。
2人は、10日に閉幕したGPファイナル優勝などの実績から来年2月の四大陸選手権(米国)、来年3月の世界選手権(さいたま)代表に決定。木原は「悔いのないように」。三浦も「笑顔で滑れるように頑張りたい」と意気込んだ。