ケツメイシJr.吉田蔵之介アンカーで力走、埼玉栄4位…父・大蔵が激励「悔いなく走ってほしい」

男子4位でゴールする埼玉栄のアンカー・吉田蔵之介  (カメラ・馬場 秀則)
男子4位でゴールする埼玉栄のアンカー・吉田蔵之介 (カメラ・馬場 秀則)

◆男子73回 女子34回全国高校駅伝(25日、たけびしスタジアム京都発着)

 女子は長野東(長野)が1時間7分37秒で初優勝を果たした。2位でタスキを受けたアンカー(5区)の村岡美玖(3年)が残り約3キロで首位に押し上げ、全国制覇に貢献。男子は倉敷(岡山)が2時間1分10秒の大会新記録で、4年ぶり3度目の優勝を果たした。(晴れ、9度、湿度60%、東の風1・5メートル=女子スタート時。晴れ、9・9度、50%、東の風1・5メートル=男子スタート時)

 男性4人組ユニット「ケツメイシ」のリーダー、大蔵=写真=を父に持つ埼玉栄の吉田蔵之介(3年)がアンカーで好走。チームは4位に入った。前日(24日)は父から「緊張すると思うけど楽しんで、悔いなく走ってほしい」と激励の連絡をもらい、当日も沿道から大きな声援を受けた。吉田は「家族には感謝してもしきれない。まだ結果で恩返しできるほどの実力ではないですが、それができるようになりたい」と力を込めた。

 卒業後は国学院大に進み、箱根駅伝出場を目指す。「強い先輩と一緒に練習したい。4年生になった時は区間賞や区間新記録が取れるような選手になりたい」と語った。(手島 莉子)

スポーツ

個人向け写真販売 ボーイズリーグ写真 法人向け紙面・写真使用申請 報知新聞150周年
×