ソフトボール原田のどか「人として学ぶことがあった」同郷の女子ゴルフ全英覇者から刺激…「渋野日向子杯」にゲスト参加

スポーツ報知
始球式でバッターを務めた原田のどか(右)と記念撮影する渋野日向子(カメラ・石田 順平)

 昨年の東京五輪女子ソフトボールで金メダルをつかんだ日本代表の原田のどか外野手(太陽誘電)が25日、ゴルフで2019年AIG全英女子オープン覇者の渋野日向子(サントリー)が主催する地元・岡山県野球場で行われた「2022年 渋野日向子杯 第1回岡山県小学生ソフトボール大会」に特別ゲストとして出席。決勝の解説や始球式、ホームラン大会に参加し、同じ岡山出身の渋野が主催するジュニア大会を盛り上げた。

 充実の表情で大会後に取材対応し「何より子供たちが楽しくプレーしていて。勝ち負けに関係なく、決勝戦は最後まで自分の持ち味のバッティングや投球をぶつけ合う戦いでした。改めてになりますが(競技に対する)純粋さ、真っすぐさを子供たちから学び、いい一日になりました」と刺激的な一日を振り返った。

 2020年に日本リーグで本塁打王に輝いたスラッガー。見せ場は試合後のイベント・ホームラン大会だった。ティー台に球を置いて打つ形式で、普段のニトリJDリーグでは革のボールでプレーしており、ゴムボールは慣れなかったが、高い弾道で孤を描く打球を放ち、制限時間内に9本の柵越えを披露した。「おー」と子供たちの歓声を気持ち良さそうに受け止めた。だが、その直後に小学生が10本をマーク。「だいぶ悔しいですね。渋野プロとも話しましたが、やるからには負けたくないので」と苦笑いだった。

 同郷のアスリートからのうれしいオファーだった。今季リーグ戦が終了した11月頃に渋野からの「ゲスト参加」の依頼があったことを伝えられ「もちろん行かせて下さい。志願するぐらいの勢いです」と快諾。「こういう大会を開催していただけることは、ソフトボール選手としてありがたい。競技人口を増やしていこうと言っているので。渋野選手は行動に移して下さって。素晴らしい大会に呼んでいただいて本当にうれしかった」と感激し、胸がいっぱいだった。

 7歳下の渋野とは今回が「ほぼ初対面」という。試合やホームラン大会、スナックゴルフ大会などイベントの解説を含めバックヤードでも一日行動をともにし「間近でお話させていただいて、ちょっとしたしぐさだったり、拍手一つにしても、子供たちに対するまなざしにしても、年齢関係なく、人として学ぶところがたくさんあった。こういうところって人として大事だよなと思わせてくれた。あと地元を誇りに思う気持ちだったり」。この刺激を持ち帰り、実業団14年目となる来シーズンに生かしていくつもりだ。

 岡山・総社市出身で、岡山南高を卒業。元プロ野球・巨人などで活躍した川相昌弘氏が先輩にあたる。高校時代は硬式野球とソフトボールの両方に打ち込み、強肩強打の礎を作った。08年の女子野球のW杯で世界一も経験。昨年の東京五輪で金メダル。この日の終わりのあいさつで「岡山の皆さんの応援で金メダルを取れました」と直接感謝を伝えた。来年にはアジア大会も控え「代表活動もまだまだ頑張っていきたい。岡山の皆さんに日の丸を背負っている姿を見てもらいたい」。渋野と並んで地元愛を胸に、世界の舞台で躍動する。

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