◆フィギュアスケート ▽全日本選手権 第3日(24日、大阪・東和薬品ラクタブドーム)
女子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)3位の千葉百音(東北高)は、129・06点、合計200・12点で5位だった。
フリーは最終グループに入り、「比べものにならないくらい緊張した」と、冒頭の3回転ルッツがミスになった。その後は立て直し、3回転ルッツからの3連続ジャンプを降りるなど、粘り強く最後まで演じ切った。
演技後、観客から大きな拍手が沸き起こった。「今日も盛大な拍手をいただいていたんですけど、SPのときよりはコンディションが万全ではなかったので、自分の頭の中はジャンプのことだとか、スケーティングのことで頭がいっぱいで。あまり素直に、喜べない自分がいて悲しかった」と振り返った。
来季からは「予定ではシニアに転向しようと思っています」と明かし、この経験を糧にさらなる成長を目指していく。