カタールW杯でビッグクラブの注目を集めたイングランド代表MFジュード・ベリンガム(ドルトムント)の獲得争いに、マンチェスターCが参戦し、移籍先の本命に一気に躍り出た。英大衆紙「ザ・サン」が報じた。
これまでの報道では、クロップ監督自ら獲得を熱望していると伝えられたリバプールが、19歳の大型MFの移籍先として本命視されていた。W杯中もイングランド代表のリバプール主将ヘンダーソン、そしてアレクサンダー・アーノルドがベリンガムの説得にあたっていたという。
またRマドリード、さらにはチェルシー、パリSG等もベリンガム獲得競争に参戦。1億ポンド(約164億円)を超えると見られる移籍金がさらに高騰する可能性が高まっていた。
ところが最近になって、ベリンガムが、2025年まで契約を延長したグアルディオラ監督の下でプレーがしたいと希望しているという。
「サン紙」によると、まずベリンガム本人が金銭的な条件より、サッカー選手としての自分をより高められる環境を望んでいること。さらに今季、ドルトムントで同僚だった22歳のFWハーランドが、マンCで大活躍しており、移籍の決意を固める根拠となっているようだ。