永島まなみ騎手=栗東・高橋康之厩舎=は18日の中京8Rを8番人気、単勝43・6倍のスナークレジスト(牡5歳、栗東・川村禎彦厩舎、父トゥザグローリー)で勝利。「届いたかと思いましたが、負けた感じはなかったです」と、自身初の同着Vを笑顔で振り返った。
2週連続の勝利で今年のJRA20勝目を挙げ、G1騎乗が可能となる31勝(地方交流含む)までマジック1。22年のJRAも残り3開催日となり、木曜朝、年内に達成したいか尋ねると「数にはこだわっていませんが、どのレースも勝ちたいです」と焦りはなく、リラックスした表情を見せた。今週土日は阪神で騎乗。土曜(24日)は7鞍、日曜(25日)は3鞍の計10鞍で手綱を執る。
バブルアップハート(土曜1R)は新馬戦(10着)に続く騎乗。「大型馬(初戦の馬体重558キロ)で、初戦は絞りきれませんでしたが、素軽さが出てきました。追い切りでは、後ろからこられての反応が良くなっています。ゲートをポンと出られませんが、大きいストライドを生かした競馬を」と、めどを立てるつもりだ。
プラチナリボン(土曜3R)も新馬戦に続いて手綱を執る。「前走はスタートは良かったんですが、外の2頭が速く挟まれて、耳を絞ったので引きました。前が速く、ずっと促していましたが、砂をかぶる経験もできました」と指摘し、変わり身を見込む。
新馬(土曜6R)のナイトアクアリウムは、2週続けて追い切りに騎乗。「すごくおとなしくて、まだ自分からという感じではないですね。促せば動くので、中団にはつけたいです。馬群に取り付いて、流れに乗せたい」とイメージした。
【土曜阪神】
1R・バブルアップハート(牡2歳、栗東・高橋康之厩舎、父アジアエクスプレス)
2R・キクノルーナ(牝2歳、栗東・吉田直弘厩舎、父アドマイヤムーン)
3R・プラチナリボン(牡2歳、栗東・高橋康之厩舎、父メイショウボーラー)
6R・ナイトアクアリウム(牡2歳、栗東・杉山佳明厩舎、父ロードカナロア)
8R・ヒートヘイズ(牡4歳、美浦・相沢郁厩舎、父ロードカナロア)
10R・ペイシャクェーサー(牝4歳、美浦・蛯名利弘厩舎、父フリオーソ)
12R・ラフダイヤモンド(牝5歳、栗東・高橋康之厩舎、父グランプリボス)
【日曜阪神】
1R・アルムエアフォルク(牝2歳、栗東・平田修厩舎、父シャンハイボビー)
2R・タイセイサーマル(牡2歳、栗東・牧浦充徳厩舎、父ジャスタウェイ)
8R・ニシノタマユラ(牝3歳、美浦・深山雅史厩舎、父リーチザクラウン)