千葉百音、７１・０６点で３位発進「拍手が優しい雨のように感じました」スタンディングオーベーションに感謝

◆フィギュアスケート　▽全日本選手権　第１日（２２日、大阪・東和薬品ラクタブドーム）

　女子ショートプログラム（ＳＰ）が行われ、全日本ジュニア２位の千葉百音（東北高）が７１・０６点で３位発進した。

　３回転のルッツ―トウループの連続ジャンプなど、全３本を確実に降り、「ビックリ。鳥肌が立ちました」とあまりの高得点に目を丸くした。演技後にはスタンディングオーベーションもわき起こり「拍手が優しい雨のように感じました」と感動。ジャンプ、スピン、ステップが全てそろった「バランスの良い選手になる」ことが目標で「今日のＳＰでは評価していただいた」と手応えを口にした。

　２４日のフリーでは「少しの気の緩みもないよう完璧な演技を目指したい」とさらなる上位を狙う。