紅白トリ・MISIA×大トリ・福山雅治 最終歌唱者は3年連続同じ、美空ひばり×森進一以来51年ぶり

紅白歌合戦の大トリに内定した福山雅治とトリに内定したMISIA
紅白歌合戦の大トリに内定した福山雅治とトリに内定したMISIA

 歌手のMISIA(44)、俳優で歌手の福山雅治(53)が、大みそかの「第73回NHK紅白歌合戦」(後7時20分)の紅組、白組の最終歌唱者に内定したことが22日、スポーツ報知の取材で分かった。20、21年は福山がトリ、MISIAが大トリだったが、今年はMISIAがトリ、福山が初の大トリを務める。

 2人は共に長崎出身。MISIA、福山のコンビが最終歌唱者を務めるのは3年連続3回目。3年連続で同じ組み合わせとなれば、1969~71年の美空ひばり、森進一以来、実に51年ぶりの快挙になる。同じ組み合わせが3回以上となるのも美空ひばり、三波春夫(4回)、八代亜紀、五木ひろし(3回)らに続き、歴代5組目になる。

 2人の起用について、同局関係者は「今年のテーマを象徴するアーティストにふさわしい。実績も申し分ない」と太鼓判を押した。

 この日、同局から曲目が発表され、MISIAは「希望のうた」、福山は「桜坂」を歌うことが決まった。今年のテーマは「LOVE&PEACE~みんなでシェア!~」。MISIAはロシアによるウクライナ侵攻が始まった2月から、世界的にヒットした米フォーク歌手ピート・シーガーの反戦歌「花はどこへ行った」をライブで歌唱。来年のデビュー25周年イヤーを控え、平和への願いを込めた新曲「希望のうた」をリリースした。

 福山は2月に全国アリーナツアーを完走し、9月公開の主演映画「沈黙のパレード」が大ヒットを記録した。音楽活動、俳優業の両面で充実期を迎えた。

 披露するのは、自身最大のヒット曲「桜坂」。美しさと咲き誇る期間の短さから、命のはかなさの象徴に例えられる桜。日本を代表する春の花に思いをはせ、歌声に愛と平和の願いを込める。

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